「竹島の日」過去最大規模の警備態勢に 島根県警

22日は島根県が条例で定める「竹島の日」で、県などによる式典が予定されています。
今回の式典は、新型コロナの感染症法上の位置づけが5類に移行してから初めてで、島根県警は、会場周辺にさまざまな主張を持った人が多く集まる可能性があるとして、過去最大規模となる警備態勢を構える方針であることがわかりました。

島根県は、明治時代に竹島を県の所管とした2月22日を条例で「竹島の日」と定め、毎年、松江市で式典を開いています。
式典の会場周辺には例年多くの団体が集まりますが、22日に予定されている式典は、5類に移行して規制が緩和されてから初めての開催となることから、島根県警によりますと、さまざまな主張を持った人が多く集まる可能性があるということです。
また過去には、会場周辺で韓国人グループによる抗議活動が行われたこともあったため、島根県警は会場周辺での混乱を避けるため、今回、県外からも含めて850人ほどの警察官を動員し、過去最大規模となる警備態勢を構える方針であることがわかりました。
式典には島根県の丸山知事や関係者のほか、内閣府で領土問題を担当する平沼正二郎政務官も出席する予定で、竹島が日本固有の領土であることを改めて訴えることにしています。