スポーツで活躍 島根県ゆかりの選手や団体への表彰式

スポーツで活躍した島根県ゆかりの選手や団体への表彰式が15日松江市で行われ、パラクライミングの世界選手権で銅メダルを獲得した岡田卓也選手などが受賞しました。

表彰式では国内外の大会で活躍した島根県ゆかりの個人39人と団体10チーム、それに指導者3人が「島根県スポーツ功労者表彰」を受けたほか、スポーツの普及や振興に貢献した個人と団体が表彰されました。
このうち出雲市出身でパラクライミングで活躍する岡田卓也選手は、去年8月スイスで開かれた世界選手権で神経障害が最も重いクラスで3位になり、初めて世界選手権でのメダルを手にしました。
また、奥出雲町の横田高校男子ホッケー部は、去年12月に行われた全国高校選抜大会で2連覇を果たしたほか、夏のインターハイでも準優勝しました。
表彰した丸山知事は「皆さんの雄姿は多くの県民に夢と希望を与えた。2030年に島根で開かれる国民スポーツ大会と全国障害者スポーツ大会で、選手団の一員として活躍してほしい」とメッセージを送りました。
岡田選手は「世界選手権やワールドカップでメダルがとれたのでいいシーズンでしたが、もう少しいい成績が残せた悔しさもあります。次は年間通して安定的にさらに上のメダルをとりたい」と話していました。