衆議院島根1区補欠選挙 自民・錦織功政氏を立候補予定者に

前の衆議院議長の細田博之氏の死去に伴って、ことし4月に行われる衆議院島根1区の補欠選挙に向けて、自民党県連は公募による選考の結果、元中国財務局長の錦織功政氏を立候補予定者にすることを決めました。

衆議院島根1区の補欠選挙に向けて、自民党県連は、去年12月に公募を行い、候補者選びを進めてきました。
そして、16日、東京の自民党本部で国会議員や県連幹部、それに県議会議員が集まって会合を開き、選考の結果、元中国財務局長の錦織功政氏を立候補予定者にすることを決めました。
錦織氏は松江市出身の54歳。
旧大蔵省に入り、おととしから去年12月まで中国財務局長を務めていました。
自民党県連は今後、党本部に公認を申請するほか、17日に錦織氏がみずから松江市で会見を行い、立候補を表明する予定だということです。
自民党県連の細田重雄会長は会合のあと、「錦織氏は島根を愛し、島根で頑張るという強い意気込みがあってすばらしい人物だ。誰が相手でも選挙戦で戦える」と話していました。
衆議院島根1区には、立憲民主党の元議員の亀井亜紀子氏と、共産党の新人の村穂江利子氏が立候補を予定しています。