出雲市民から寄せられた支援物資 地震被災地の石川県に送る 

能登半島地震の被災地を支援しようと、出雲市のボランティア団体が市民などから寄せられた衣料や食料などの支援物資を石川県へ送りました。

支援物資を送ったのは、出雲市総合ボランティアセンターです。
センターでは今月4日から市民に支援物資を募り、衣料や食料のほか、新品のガスコンロやガスボンベなど、あわせて段ボール箱200箱を超える支援物資が集まりました。
8日はセンターの職員や市民などおよそ20人が集まり、物資の種類や個数を確認しながら支援物資が詰められた段ボール箱を次々にトラックに運んでいました。
2トントラック2台に支援物資が積み込まれたあと出発式が行われ、集まった人たちに見送られてトラックは石川県に向け出発しました。
トラックは金沢市についたあと道路状況などがよければ、石川県珠洲市のNPO団体や避難所に物資を届ける予定だということです。
出雲市総合ボランティアセンターの石橋健一センター長は「多くの支援品を寄せていただきありがたく思っている。被災者が最も求めているものを届けるため、現地の団体と連携していきたい」と話していました。