ＳＮＳ通じたウソの話で５０代男性が２５００万円余被害

ＳＮＳを通じて知り合った女から「預金の利息でお金を稼げる」とウソの話を持ちかけられ、県内の５０代の男性があわせて２５００万円以上をだまし取られました。
警察は詐欺事件として捜査しています。

警察によりますとことし１０月中旬、県東部の５０代の男性が、ＳＮＳを通じて知り合った女から「ネット上の銀行に預金すれば毎日利息を得ることができる」などと持ちかけられました。
男性は指示に従って専用のアプリをインストールし、アプリ内の対応窓口とやり取りを続けながら、およそ２か月の間に、指定された複数の口座に１９回、あわせて２５９０万円を振り込みました。
その後、男性が利息を引き出そうとした際、対応窓口から「引き出すには６００万円が必要」と言われ、不審に思って警察に相談したところ、だまされたことに気づいたということです。
警察は詐欺事件として捜査するとともに、ＳＮＳでのやりとりを安易に信用せず、お金の振り込みなどを求められた際には、家族や警察に相談するよう注意を呼びかけています。