益田 小ぶりでも本格的 親子連れなどがミニ門松作り

お正月を前に、高さは40センチほどと小ぶりながらも本物の竹や松を使い、縁起物などを飾りつけた「ミニ門松」作りが益田市で開かれました。

これは、手作りの門松を自宅に飾って新年を迎えてもらおうと益田市にある県立万葉公園が開いたもので、地元の親子連れなど20人が参加しました。
参加者たちは作り方について説明を受けたあと、さっそく作業に取りかかり、はじめに直径2センチほどの細い竹の節の部分をノコギリを使って斜めに切っていきました。
竹の節を斜めに切ると、切り口が人の笑顔のように見えるということで、参加者たちはノコギリを当てる角度に注意しながら切り進めていました。
そして切った竹を3本一組にして、土台になる直径10センチ前後の太い竹の中に立てたあと、松の葉や梅の枝のほか、「難を転ずる」に通じる南天やユズリハといった縁起物を飾りつけて高さ40センチほどのミニ門松を完成させていました。
初めて参加した益田市の小学生は「自分のオリジナルの門松を作ることができて楽しかったです。持って帰って玄関に飾ります」と話していました。