浜田市の大学生とビール醸造会社が開発 クラフトビール販売会

浜田市の大学生とビール醸造会社が、地元産の塩やゆずなどを使って共同で開発した2種類のクラフトビールが完成し、販売会が行われました。

このクラフトビールは、浜田市にある島根県立大学の学生9人と、江津市にあるビール醸造会社が共同で開発したものです。
ビールの原料には、いずれも地元・浜田市の素材が使われていて、藻塩や米、ゆずなどでできた「結」と桃やはちみつなどを使ってフルーティーな味わいが特徴の「香」の2種類があります。
浜田市にある県の合同庁舎では販売会が行われ、まず、学生たちが、このクラフトビールを地域の交流を広げるきっかけにしたいという思いで開発に取り組んだことや、原料の調達は自分たちで行ったことなどを紹介しました。
クラフトビールは税込みで1本660円で、学生たちから説明を聞いた人たちが次々に買い求めていきました。
開発にあたった島根県立大学地域政策学部3年の渡邊千夏さんは、「浜田市のことや、この地域の良さをもっと知りたい人に飲んでほしい」と話していました。
クラフトビールは、今後、浜田市内の道の駅などで販売される予定だということです。