松江市立病院の職員 酒気帯び運転容疑で懲戒免職処分

松江市は、市立病院の10代の職員が、今月(12月)酒を飲んで車を運転し、酒気帯び運転の疑いで警察に検挙されたとして、14日付けで懲戒免職の処分にしたと発表しました。

懲戒免職になったのは、松江市立病院に会計年度任用職員として看護師の補助業務などにあたっていた10代の男性職員です。
松江市によりますと、この職員は、今月(12月)7日、松江市内の飲食店で友人と酒を飲んだあとに知人の家へ向かおうと自家用車を運転した際、警察官に呼び止められ呼気の検査を受けました。
その結果、基準値を超えるアルコールが検出され、酒気帯び運転の疑いで検挙されたということです。
松江市は、「酒気帯び運転をしたことと、20歳未満での飲酒は公務員として許される行為ではない」として、14日付けで懲戒免職の処分にしたと発表しました。
この職員は、「自分の身勝手な行為で迷惑をかけてしまい、大変申し訳ない」と反省の弁を述べているということです。
松江市立病院の山崎浩事務局長は、会見のなかで、「市民の皆さまに心からお詫び申し上げます」と謝罪したうえで、「2度とこのようなことが起きないよう綱紀粛正を徹底し、信頼回復に向けて業務に取り組む」と述べました。