貝殻の内側にさまざまな絵 「ハマグリ貝アート展」開催 益田

特産のハマグリの貝殻の内側にさまざまな絵などが描かれた「ハマグリ貝アート展」が、益田市で開かれています。

このアート展は、ふだんは廃棄されてしまうハマグリの貝殻を再利用することで地元の特産品に目を向けてもらおうと、益田市のNPO法人などが開いているものです。
会場になっている益田市の県芸術文化センター「グラントワ」には、地元の益田市だけでなく、全国の子どもから大人まで幅広い年代の人から寄せられた作品、123点が展示されています。
大きさ10センチほどの貝殻の内側には、絵の具や鉛筆などで思い思いのデザインがされていて、このうち、三重県の四日市高校から応募された作品は、平家物語を題材にしたもので、よろい武者などが色彩豊かに描かれています。
また、地元・益田市の風景を貝殻いっぱいに再現した作品なども展示され、訪れた人たちは、細かく描き込まれた作品にじっくりと見入ったうえで、写真を撮るなどして楽しんでいました。
この展覧会は、益田市の県芸術文化センター「グラントワ」で、今月(12月)17日まで開かれていて、入場料は無料です。