大阪・関西万博公式キャラクター 「ミャクミャクJET」到着

大阪・関西万博の開幕まで30日で500日になるなか、公式キャラクターの「ミャクミャク」などをデザインした特別塗装の航空機の運航が28日から始まり、最初の便が出雲空港に到着しました。

「ミャクミャクJET」と名付けられた特別塗装の航空機は、大阪空港を拠点とする日本航空のグループ会社「ジェイエア」が、28日から運航を始めました。
その最初の便が午後3時半ごろ大阪空港から出雲空港に到着しました。
出雲空港の展望デッキでは、珍しい特別塗装機にカメラを向ける人の姿が見られました。
特別な塗装が施されているのは、ブラジルの航空機メーカーが製造した95人乗りの双発ジェット旅客機で、垂直尾翼やエンジンを覆うカバーまで機体の全面に、「ミャクミャク」や赤と青を基調にしたイラストがデザインされていて、“万博のわくわく感”を演出しているということです。
また、機内のドリンクサービスでは、ミャクミャクをデザインした6種類の紙コップを使用するということです。
「ミャクミャクJET」を撮影しに来たという出雲市の女性は、「ネットで見たイラストよりもはるかにきれいでかわいくて、心が躍りました。できれば乗ってみたいです」と話していました。
「ミャクミャクJET」は、再来年(令和7年)の5月ごろまで運航される予定で、今後は2号機の就航も計画されているということです。