勤務中に風俗店で女性従業員を盗撮か 県職員を懲戒処分

県東部の地方機関に勤める27歳の県職員が、東京出張中の勤務時間内に風俗店を利用したうえ、女性従業員を盗撮した疑いで逮捕されたとして、県は、この職員を停職4か月の懲戒処分にしました。

28日付けで停職4か月の懲戒処分を受けたのは、県東部の地方機関に勤める主事・主任主事級の27歳の男性職員です。
県によりますと、この職員は、先月(10月)26日、東京に出張中、勤務時間内の午前11時ごろに、池袋で派遣型の風俗店を利用したうえ、スマートフォンで女性従業員の動画を盗撮した疑いで逮捕されました。
職員は、警察の調べに対し容疑を認め、今月(11月)6日に女性との示談が成立して、15日に不起訴処分になったということです。
県が職員に聞き取りを行ったところ、「気分を紛らわせるために風俗店を利用し、魔が差して盗撮してしまった。大変ご迷惑をおかけして申し訳ない」と話しているということです。
会見で県人事課の栗原誠課長は、「県行政の信用を損なう行為で極めて遺憾であり、県民の皆様に心よりおわび申し上げる。全職員に規律服務を徹底するよう周知していく」と陳謝しました。