「レインボーパレード」島根県で初開催 松江

LGBTQなど、性的マイノリティーの人たちへの支援の輪を広げようという「レインボーパレード」が、島根県で初めて松江市で開催されました。

「レインボーパレード」は、島根県内で性的マイノリティーの人たちへの支援活動を行っている団体などが開きました。
団体によりますと、開催は島根県で初めてだということで、県内外から集まったおよそ250人が、松江駅前から松江城まで市の中心部2キロ余りを練り歩きました。
参加者たちは、性の多様性を示す虹色の旗や、「ありのままでいい」などと書かれたボードを持ちながら、沿道の人たちに手を振って理解や支援を呼びかけていました。
島根県内では先月(10月)から性的マイノリティーのカップルを結婚に相当する関係と認める「パートナーシップ宣誓制度」が始まり、法律上の夫婦と同じように行政サービスを受けられるようになるなど、取り組みが進められています。
パレードの実行委員長を務めた佐藤みどりさんは、「不安はあったが沿道の人が手を振ってくれて感動した。これを第一歩にして、性的マイノリティーのことを知ってもらう機会を増やしたい」と話していました。