衆院選島根1区で自民は公募の方向

次の衆議院選挙に向けて、自民党島根県連は松江市で会合を開き、前衆議院議長の細田博之氏が死去した島根1区の候補者選びを公募で行う方向で調整に入りました。

松江市で開かれた会合には、自民党島根県連の幹部と衆議院島根1区の支部に所属する県議会議員の代表あわせて6人が出席しました。
会合は非公開で行われ、県連によりますと、公募を行って候補者を選ぶ方向でまとまり、11月28日に開く常任総務会で承認を得るほか、12月1日に地元選出の国会議員からも承認を得たうえで正式に決定するということです。
公募の条件や日程など、詳しい選定の方法はそのあとに決めるとしています。
会合のあと、自民党島根県連の細田重雄会長は「博之氏の死去は残念でさみしく、次の選挙にも立候補する固い決意があったので、後継者の話は全くなかった。公募は山口県の選挙区でも採用された制度なので、参考にして進めたい」と話していました。
衆議院島根1区には、立憲民主党の元議員の亀井亜紀子氏と、共産党の新人の村穂江利子氏が立候補を予定しています。