「奥出雲おろち号」 最終日を前に感謝の横断幕

来月(11月)23日に運行を終了する、島根県と広島県を結ぶJR木次線の観光トロッコ列車「奥出雲おろち号」。
最終日を前に、感謝のメッセージを載せた横断幕が作られました。

できあがった横断幕は、30日、雲南市役所に届き、職員が箱から出してデザインを確認していました。
横断幕は、白と青を基調にした横2メートル40センチ縦60センチの大きさで、おろち号の写真とともに「思い出をありがとう」という言葉が大きく印刷されています。
この横断幕は、島根と広島の沿線自治体5つすべてに配布されます。
地域住民は、来月23日のラストランでは、おろち号にむけて掲げることになっています。
また、これと別に小さな旗も用意され、雲南市と奥出雲町では、すべての世帯に配布しており、ラストランへの機運の盛り上げになればと考えています。
雲南市うんなん暮らし推進課の藤江未奈副主幹は、「運行最終日の23日は本当にラストになりますので、トロッコに対するありがとうの気持ちを伝えていけるようなかたちで、ぜひたくさんの皆さんに見送りをしていただきたいです」と話していました。