石見銀山世界遺産センター開館記念日にあわせTシャツ展示会

大田市にある世界遺産・石見銀山遺跡を紹介する施設の開館記念日にあわせ、地域との交流を深めるため、地元の子どもたちが島根の伝統芸能などを描いたオリジナルのTシャツが展示されています。

大田市大森町の「石見銀山世界遺産センター」は石見銀山に関する資料の展示や、観光客向けのガイドを行っている施設で、15年前のきょう、2008年10月20日にフルオープンしました。
開館記念日にあわせ、施設では地域との交流活動の一環として、地元の子どもたちが思い思いの絵を描いたTシャツの展示会が開かれています。
大森小学校の児童たちの作品には、県西部の伝統芸能「石見神楽」や、夜空に打ち上がる色鮮やかな花火などが描かれています。
また、家族の似顔絵や自分の手形を押したものなど、大森さくら保育園の園児たちのかわいらしい作品も並んでいます。
石見銀山世界遺産センターの武部豪マネージャーは、「今後も石見銀山遺跡を分かりやすく紹介し、多くの人に来てもらう施設を目指したい」と話していました。
展示会は10月30日まで開かれています。