飯南町の温泉施設で「りんご温泉」 貸し切り風呂に甘い香り

収穫の時期を迎えた飯南町のりんごを全身で楽しんでもらおうと、りんごを湯船に浮かべた「りんご温泉」が始まりました。

この「りんご温泉」は、飯南町の温泉施設「頓原ラムネ銀泉」の貸し切り用の風呂で行われているもので、ことしで7年目を迎える人気のイベントです。
湯船には地元の観光農園で収穫されたばかりの「つがる」のほか、皮の赤色の鮮やかさが特徴の「さんさ」や、それとは対照的な黄色い「トキ」といったりんごがおよそ20個が浮かべられ、浴室には甘い香りが漂っていました。
浮かべられるりんごは時期によって品種が変わるということで、さまざまな種類の「りんご温泉」を楽しむことができるということです。
PRのため、モデルとして「りんご温泉」に入浴した女性は「とてもリラックスできました」と笑顔を見せていました。
「頓原ラムネ銀泉」の加集淳子さんは「りんごを浮かべて温泉に入ることはなかなかないと思うので、贅沢な時間を過ごしてもらいたい」と話していました。
「りんご温泉」は今月いっぱい、毎週金曜日から日曜日に貸し切り風呂で行われ、事前に予約が必要です。