「がん征圧月間」 がん検診の受診を呼びかけ 浜田

今月(9月)の「がん征圧月間」にあわせて、浜田市では、がん検診の受診を呼びかける啓発活動が行われました。

今月の「がん征圧月間」は、がんについての正しい知識を持ってもらうとともに、検診の受診率向上を目的に定められているもので、21日は、浜田市の職員などおよそ10人が市内のスーパーマーケットに集まりました。
職員たちは、訪れた買い物客に「がん検診は自覚症状のないあなたこそ受けるものです」とか、「がんは2人に1人がかかる身近な病気です」などの文言とともに、浜田市の検診スケジュールが書かれたチラシを配りました。
買い物客のなかには、声をかけられると、「私は大丈夫ですから」などと耳を傾けない人もいましたが、職員たちは引き下がらず、「がんは誰でもかかる可能性があるので、検診を受けて下さい」とチラシを渡して受診を促していました。
浜田市では、市民を対象に胃がんや肺がん、それに、乳がんなど、5つの検診を定期的に行っていて、いずれも初回を無料にしていることから、市民に積極的な受診を呼びかけています。
浜田市健康医療対策課の古田理子さんは、「がんは症状が出てからでは遅いこともあり、早期発見が重要なのでぜひ検診を受けてほしい」と話していました。