張本選手を指導してきた父親の宇さんが松江市で子ども卓球教室

世界で活躍する卓球の張本智和選手を指導してきた父の宇さんが松江市で開かれた卓球教室で、子どもたちを指導しました。

張本宇さんは、中国出身の元卓球選手で、男子で世界ランキング4位の息子、智和選手や女子で世界17位の娘、美和選手を育てあげ、今は、女子ジュニアの代表チームでコーチを務めています。
松江市の松徳学院卓球部の呼びかけで開かれた張本さんの卓球教室には、広島県や北海道、それに福岡県など、全国からおよそ170人の子どもたちが集まりました。
張本さんは、子どもたちの真後ろに立って打ち方を観察し、スイングや腰の動きなどについて、1人1人、丁寧に指導していました。
特に、バックハンドの打ち方を教わりたいという子どもが多く、張本さんは、手首のスナップをきかせて、力強い打球を打つようアドバイスしていました。
参加した松江市の小学2年生の女の子は「これまであまり卓球を好きになれなかったが、教えてもらって練習したらすごく楽しくなった」と話していました。
張本さんは「多くの子どもが集まってくれて、教えていて気持ちがよかった。この子どもたちが次に会ったとき、もっと強くなっていたらうれしい」と話していました。