100歳以上の高齢者割合 11年連続で全国最多

県内の100歳以上の高齢者は1021人で、人口10万人あたりの人数は11年連続で全国で最も多くなりました。

厚生労働省は、9月1日時点の住民基本台帳をもとに、国内に住む100歳以上の高齢者の人数をまとめました。
それによりますと、15日までに100歳以上になった県内の高齢者は1021人で去年より74人増えました。
性別では男性が110人、女性が911人で、全体のおよそ89%を女性が占めています。
また、人口10万人あたりの100歳以上の人の数は去年より12.76人増え、155.17人でした。
全国平均の73.74人の2倍以上にあたり、11年連続で全国で最も多くなりました。
なお、島根県に次いで多いのが、高知県で146.01人、鳥取県で126.29人でした。
一方、最も少なかったのは34年連続、埼玉県で44.79人でした。
島根県高齢者福祉課は、「農作業をしたり、地域行事に参加したりする活発な高齢者が多いことが長寿につながっているのではないか。今後も、元気なシニア世代を増やせるように取り組んでいく」とコメントしています。