フィンランド発祥「モルック」通じて交流 松江の特別支援学校

フィンランド発祥のスポーツ「モルック」を通じた交流イベントが、松江市の特別支援学校で開かれました。

松江緑が丘養護学校で開かれたイベントには、生徒たちや地域住民などおよそ45人が参加しました。
フィンランド発祥の「モルック」は、長さ20センチほどの木の棒を投げて倒したピンの種類や数に応じて得点するスポーツで、力が必要ないため、障害のある人やお年寄りでも楽しむことができます。
参加者たちは3つのチームに分かれ、先に30点ちょうどになったチームが勝つというルールで試合が行われました。
参加者たちはどのピンを狙うか作戦を立てながら棒を投げ、見事、ピンが倒れると会場からは拍手が送られました。
松江緑が丘養護学校の渡部英治教頭は「子どもたちにはモルックを通じて、人と関わったり、体を動かしたりする喜びを感じてもらいたい」と話していました。