自死予防週間 益田市で周囲への相談呼びかけ

自死予防週間にあわせて、益田市で、周囲への相談を呼びかけるチラシやグッズを配布する啓発活動が行われました。

益田市では、毎年、自死予防週間に合わせて啓発活動が行われています。
ことしは、市内の5か所でチラシやグッズの配布が行われ、このうち、市内の中心部にある商業施設では、市の職員や自死遺族など6人が参加しました。
チラシには、心の悩みや仕事・家庭の悩みなどを相談できる連絡先が載っていて、さまざまな悩みに対応する窓口があることを広める内容になっています。
また、ほっと一息ついてほしいという思いが込められた入浴剤も同封されていて、参加者は、ストレスをため込まないよう呼びかけていました。
受け取った人は呼びかけに耳を傾け、市の職員などと意見を交わしていました。
益田市健康増進課の吉田眞由美課長補佐は、「悩みにはいろいろな原因があり、気軽に相談してほしい。誰一人みずから命を絶つことのない、温かい益田市をつくりたい」と話していました。