下水道使用開始40年 松江市で記念のマンホールお披露目

松江市で、下水道の使用が始まってから40年になったのを記念して制作された色鮮やかなデザインのマンホールがお披露目されました。

記念のマンホールが設置されたのは、JR松江駅前の広場で、10日、市上下水道局の職員や地元の園児などおよそ60人が出席して、セレモニーが開かれました。
松江市の上定市長は「新たなマンホールを披露することができて大変うれしく思う」とあいさつしました。
そして、記念のマンホールがお披露目され、国宝・松江城や市の木と花になっている桜とつばきが色鮮やかに描かれ、コロナ禍で暗くなった社会を明るくしたいという思いが込められているということです。
このデザインは、松江市の下水道の使用が始まってから40年となったおととしから公募され、281作品の中から選ばれたということです。
マンホールをデザインした三重県に住む中条えりさんは「描いたデザインをマンホールにしてもらいうれしいです。末永く愛してほしいです」と話していました。
マンホールは、松江駅前から松江城までのルートなどおよそ10か所に設置される予定で、付近の観光情報がわかるQRコードが貼り付けられるということです。