松江の技術者が開発!「Ruby」活用へ 松江市長と意見交換

松江市在住の技術者が開発し世界で使われているプログラミング言語「Ruby」の活用をさらに進めて、市民や企業が新しいビジネスを生み出しやすい環境を整えようと、市長と関係者が意見を交わしました。

30日はプログラミング言語「Ruby」を開発した、市内在住のまつもと ゆきひろさんや、市の構想の計画を立てている企業の代表など4人が上定市長を訪ねました。
そして、これまで「Ruby」を通じて行ってきた産業の活性化やエンジニア間の交流をさらに深めながら、起業家の育成や異なる業界の企業との交流、それに、コロナ禍で停滞した海外のIT企業との交流を深めるための施策について意見を交わしました。
この中では、「エンジニアにもビジネスについて知ってもらうことが大事だ」とか「新しいビジネスに失敗しても許容されるような環境整備が必要ではないか」などの意見が出されました。
市は今年度は実証実験を行い、来年度から計画を実行することにしています。
松江市産業経済部まつえ産業支援センターの高田俊哉センター長は「Rubyは新しい事業を始めやすいツールなので、人材育成に加えて今後は新規事業の開発のできる環境を整えていきたい」と話していました。