子どもの誕生記念 飯南町が地元の木で作った木工品を贈呈

飯南町で子どもたちの誕生を記念して町内産の材木で作った木工品をプレゼントする取り組みが始まり、21日初めての贈呈式が行われました。

この取り組みは子育て世帯を支援しようと今年度から始まり、飯南町役場で行われた初めての贈呈式で、塚原町長から集まった3組の親子に町内産のヒノキで作った木工品が手渡されました。
木工品はスタジオでの写真撮影がついたフォトフレームや、丸や三角などの形がある1セット12ピースの積み木、それに向きを変えることで机としても使うことができる子ども用のいすのあわせて3種類あり、この中から1種類を選ぶことができます。
飯南町では出産祝い金の給付や紙おむつなどの子育て用品の郵送など、育児に関する取り組みの充実を図っていて、今回の木工品のプレゼントでさらに子育て世帯を支援していきたいとしています。
いすを贈呈された40代の夫婦は「このいすは飯南町の木で作られたということを子どもに伝えて、町に愛着をもってほしい」と話していました。
塚原町長は「木工品は子どもたちが成長しても形が残るということで、贈ることにした。この木工品を通じて親子のふれあいを深めてほしい」と話していました。