大田市の魅力発信 大学生3人が「おおだ学生アンバサダー」に

人口減少が続く中、進学のため市外へ出た若者のUターンなどを促そうと、大田市では、地元出身の大学生3人が市から委嘱を受けて、市の情報発信などに取り組んでいくことになりました。

10日は、大田市役所で、地元出身で現在は広島や浜田市にある大学に通う3人の大学生に楫野市長から1人ずつ、委嘱状が手渡されました。
人口減少が続く中で、大田市では、若者をどう市内に呼び込んでいくかが大きな課題になっています。
こうした中、市や商工会議所、それにハローワークなどでは、昨年度から協議会を設けて、市外の大学生を「おおだ学生アンバサダー」に委嘱し、進学のため市外へ出た若者のUターンやIターンの促進に協力してもらっています。
3人は、今後、それぞれの大学で、大田市の魅力について情報発信を担うほか、市などによる就職イベントに参加して、若者を呼び込む活動に取り組んでいくということです。
委嘱を受けた吉田星莉さんは「自然が豊かで、人の優しいところが大田市の魅力だと思います。おいしい食べ物もいっぱいあるので、若い世代の1人として、SNSなども通じて大田市の魅力を発信していきたいです」と話していました。