松江市 6月の消費者物価指数 幅広い項目で上昇

6月の消費者物価指数が公表され、松江市の指数は卵や寝具などの幅広い項目で上昇が目立つ結果となりました。

県は、総務省の統計をもとに6月の松江市の消費者物価指数をまとめました。
それによりますと、生鮮食品を除いた指数は去年の同じ月より3.3%上昇して、21か月連続で前の年の同じ月を上回りました。
上昇率は、「寝具類」が最も高く17.7%、次いで、照明器具などの「室内装備品」が16.2%、卵やヨーグルトを含む「乳卵類」が16%、「菓子類」で12.2%など、幅広い項目で高い水準となっています。
また、さらに詳しくみますと、身近な食材である卵が38.9%上昇したほか、おととしの4月以降、上昇を続けている菓子類をはじめとした「生鮮食品を除く食料」は9.6%上昇し、前の月と比べて上昇率は0.2ポイント低かったものの、依然として高水準で推移しています。
総務省は、「生鮮食品を除く食料の上昇率は横ばいとなっているが、引き続き値上げの動きは相次いでいて注視していきたい」としています。