隠岐水産高校 生徒たちが手こぎボートを使った海洋訓練
船の運航などで海に出る際、互いに協力する力を育もうと、隠岐の島町の水産高校の生徒たちが、手こぎボートを使った訓練を行いました。
訓練は、毎年この時期、隠岐水産高校で行われていて、ことしは1年生およそ40人が参加しました。
生徒たちは、ライフジャケットを着用し、「カッター」と呼ばれる大型ボートに2組に分かれて乗り込みました。
そして、指導員のかけ声に合わせて体を大きく後ろに倒しながらオールを動かし、海上を進みました。
生徒たちは、長さ4メートル余り、重さ10キロのオールの操作に苦労しながらも、互いにリズムを合わせてオールを動かし、協調することの大切さを学んでいました。
訓練は、(22日まで3日間行われる予定で、この日だけで合わせて5時間実施されたということです。
参加した生徒は、「初めての訓練で、慣れないことも多かったが楽しくこぐことができた」と話していました。