子ども向けの「竹島」企画展 松江市の竹島資料室

日本固有の領土でありながら韓国も領有権を主張している竹島をめぐる問題について、子どもたちに広く知ってもらうための企画展が松江市で開かれています。

松江市の竹島資料室で19日から始まった企画展では、子どもたちのために、竹島の歴史を分かりやすく解説したパネルなどあわせて8点が展示されています。
パネルには、竹島は明治38年、島根県に編入されたものの、韓国が一方的に領有権を主張していることや、不法占拠によって島に近づけなくなっている現状などが記されています。
また、かつて竹島周辺に生息し、漁が行われていたニホンアシカのはく製や子どもでも自作できる竹島のうちわやしおりなども展示されています。
島根県竹島対策室の足立弘室長は、「子どもたちにも分かりやすい展示品を用意した。竹島に関心をもってもらい、竹島問題について正しい理解を深めてほしい」と話していました。
この企画展は8月28日まで開かれています。