子どもの脳神経外科 新たな治療機関設立 島大医学部附属病院

地域医療のさらなる充実を図ろうと、島根大学医学部附属病院は、脳神経外科の専門医を招き、子どもの脳などに関する病気を治療する機関を新たに立ち上げたと発表しました。

29日、会見を開いた島根大学医学部附属病院によりますと、新たに立ち上げたのは、「小児脳神経疾患治療センター」で、「てんかん」や「髄膜炎」など、子どもの脳や脊髄に関する病気の治療にあたるとしています。
センターの設立にあたっては、宮城県立こども病院から、脳神経外科が専門の君和田友美医師を招き、看護師や薬剤師などと専門のチームを構築するということです。
病院には、これまで、子どもの脳神経外科の専門医がおらず、手術を受けるためには県外の病院に行かざるを得ないケースもあったということで、地域医療のさらなる充実につながると期待されます。
椎名浩昭病院長は、「小児の脳神経外科はこれまで弱い部分で、安心・安全の医療を提供するためには、専門医を招くなどして強化する必要があった。親が安心して働けるよう、子ども向けの医療の充実を図りたい」と話していました。