「一畑百貨店」閉店 県議会でも従業員の雇用支援などで質疑

「一畑百貨店」の閉店を受け、27日の定例県議会では、解雇される従業員の雇用支援や駅前の開発に対する県の対応が問われました。

定例県議会では、27日、一般質問が行われ、野津直嗣議員が百貨店の閉店について触れ、「雇用や販路の支援について県はどのように対応するのか」と問いました。
これに対し、商工労働部の新田誠部長は、従業員の雇用支援について、「これまでに対策会議や市との合同会議で意見交換を行ってきた。今後、市やハローワークなどと連携し、従業員の要望を聞きながら、就職相談や職業紹介を通じて支援を行っていく」と答弁しました。
また、土木部の五十川泰史部長は、駅前の再開発について答弁し、「市や関係者が検討するまちづくりの内容を聞きながら、県として具体的に何ができるか考えたい」と述べました。