デイサービス施設で賃金不払いか 運営会社と社長を書類送検

出雲市にあるデイサービス施設の運営会社と社長の男が、雇っている介護職員などに賃金を支払わなかったとして、最低賃金法違反の疑いで書類送検されました。

書類送検されたのは、出雲市で2つのデイサービス施設を運営する「アクティブライフ保知石」と79歳の社長です。
出雲労働基準監督署によりますと、社長は、雇っていた介護職員など23人に対し、ことし1月分と2月分の支払うべき賃金、合わせて646万円を支払わなかったとして、最低賃金法違反の疑いが持たれています。
ことしに入り、施設の複数の職員が労働基準監督署に相談したことをきっかけに明らかになったということです。
出雲労働基準監督署は、社長の認否について明らかにしていません。
出雲労働基準監督署によりますと、会社は、ことし3月までに2つのデイサービス施設を閉鎖し、介護事業を事実上辞めているということです。