「松江水郷祭」 ことしは2万発の花火打ち上げ 有料席も増設

松江の夏の花火大会、「松江水郷祭」について、ことしは、新型コロナの感染状況が落ち着きつつある中、去年より6500発多い2万発の花火が打ち上げられ、有料の観覧席も増設されることになりました。

「松江水郷祭」は、松江市中心部の宍道湖の湖面から花火を打ち上げる夏の風物詩で、ことしは、8月5日と6日の2日間開かれます。
主催者によりますと、新型コロナの感染状況が落ち着きつつある中、ことしは、去年より6500発多いあわせて2万発を打ち上げる予定で、打ち上げる場所も4か所に倍増させるということです。
また、有料の観覧席を去年のおよそ2600席から大幅に増やし、松江しんじ湖温泉の周辺や宍道湖のほとりの白潟公園などにあわせて2万6000席程度を設けることにしています。
これまで、「松江水郷祭」の経費は、企業の協賛金や松江市の補助金などで賄ってきましたが、会場の警備費などが高騰していることも受け、有料席の増設を決めたということです。
主催する松江水郷祭推進会議は「今までになかった演出も予定しているので、ぜひ間近で見られる有料席の購入も検討してほしい」と話しています。