小学生が給食の食材づくり 大田

学校の給食でふるまわれる地元の食材について知ってもらおうと、大田市の小学生が、エンドウ豆の皮むきに取り組みました。

大田市の学校給食センターは、地元の旬の食材を知るきっかけになればと、毎年、子どもたちに給食でふるまわれる食材づくりを手伝ってもらっていて、1日は、市内の2つの小学校から合わせて58人が参加しました。
このうち、静間小学校では、15人の子どもたちがエンドウ豆の皮むきに取り組み、はじめに、給食センターの担当者から皮のむき方について説明を受けました。
このあと、早速作業に取りかかり、豆の皮についている筋を引っ張ってさやを開き、豆を丁寧に取り出していました。
なかには、コツをつかんで次々にさやから豆を取り出す子どももいて、20分ほどで作業を終えていました。
参加した1年生の児童は、「楽しく取り組めました。みんなにおいしいと感じてもらいながら食べてもらいたいです」と話していました。
また、2年生の児童は、「100個くらいの豆をとれたのでうれしい。食べるのも楽しみです」と話していました。
子どもたちが取り出した豆は、2日の給食で「えんどう豆ごはん」としてふるまわれる予定で、市内の小中学校などで合わせて2700食分が提供されることになっています。