ガソリン価格169.4円 4月10日以来の値上がり

今週の県内のレギュラーガソリンの価格は1リットルあたり169.4円と、前の週に比べて1円以上値上がりしました。
国からの補助金が減額されたためで、値上がりしたのはことし4月以来です。

国の委託を受けてガソリン価格を調査している石油情報センターによりますと、22日時点の県内のレギュラーガソリンの平均小売価格は、1リットルあたり169.4円でした。
これは前の週に比べて1.6円高く、値上がりとなったのはことし4月10日以来です。
また、軽油は1リットルあたり150.7円で、前の週に比べて1.6円値上がりしたほか、灯油の店頭価格は18リットルあたり2055円で、前の週より30円高くなりました。
値上がりした背景について石油情報センターは、アメリカの債務問題や米中の景気後退の懸念により原油の価格自体は値下がりしているものの、国からの補助金が減額されたことが価格に反映されていると分析しています。
また、今後の見通しについては、横ばいか、小幅な値動きが予想されるとしています。