飯南町 物価高で給食費を補助 地元産の牛丼を給食で提供
物価が高騰するなかでも、地元産の食材を使いながら保護者の負担軽減につなげようと、飯南町では、給食費の補助を行っていて、地元産の肉や野菜などをふんだんに使った給食が子どもたちに提供されています。
食料品などの物価が高騰するなか、飯南町の教育委員会は、ことし3月までの4か月間、町内の小中学校で提供される給食について、1食あたり30円ほど費用を補助する事業を行っています。
こうしたなかで、町内にある赤名小学校の小学1・2年生のクラスでは、地元産の奥出雲和牛とねぎを使った牛丼と、同じく地元産の大根を使ったサラダが給食に出され、子どもたちは地元の味を楽しんでいました。
教育委員会は、物価が高騰するなかでもできるかぎり地元産の食材を使いつつ、保護者の負担軽減にもつなげていきたいとしています。
給食を食べた2年生の女の子は、「お肉にしっかりとした歯応えがあっておいしかった」と話し、1年生の男の子も、「いつもの給食より特にお肉がおいしかったです」と笑顔を見せていました。