災害時に 人や盲導犬をヘリコプターで救助する訓練 松江

災害が起きたときに、建物に取り残された人や盲導犬をヘリコプターで救助する訓練が、松江市で行われました。

この訓練は、松江市にある島根県消防学校で行われ、第8管区海上保安本部美保航空基地と県の防災航空隊から合わせて13人が参加しました。
訓練は、災害が起きて人や盲導犬が建物に取り残されたという想定で行われ、ヘリコプターが建物の上空50メートルほどに近づきました。
そして、機動救難士が、救助が必要な人をワイヤーにつなぎ、引き上げていきました。
また、機動救難士が、盲導犬に見立てた人形を抱え、つり上げる訓練も行われました。
第8管区海上保安本部美保航空基地の五島絢平機動救難士は、「近年多発している陸上災害でも積極的に活動していく必要があり、今後も、県との連携を強化していきたい」と話していました。