仏像が縁 奥出雲町でオランダの現代アート作家が町民と交流

かつて町にあった仏像が縁で交流が続くオランダから、現代アートの作家が奥出雲町を訪れ、町民と交流しました。

奥出雲町とオランダは、かつて町内の寺にあった一対の仁王像を、2007年にオランダの国立美術館が購入したことをきっかけに、芸術などを通した交流を続けています。
23日は、オランダの現代アートの作家、ニナ・グロックナーさんが町を訪れ、町民などおよそ20人とワークショップを開きました。
ワークショップは、失った大切な人やものへの思いを共有するというテーマで、参加者は、仁王像があった寺で集めた木の枝や竹を組み合わせて、建物をイメージした作品を作ると、1人ずつ、亡くした家族や大切にしていたものへの思いを語っていました。
奥出雲町は、去年から5年にわたってオランダと相互交流を進めるプログラムを進めていて、今後も、展覧会や講演会の開催を予定しているということです。
参加した40歳の男性は「日本には無い視点で面白かったです。不思議なところから始まったこのご縁が続いてほしいです」と話していました。
ニナ・グロックナーさんは「奥出雲の人たちとふれあい、ひらめきをもらって作品を制作することで、奥出雲の人たちにもひらめきを与えていきたい」と話していました。