国宝 松江城を守る 天守周辺の木を伐採で説明会

国宝・松江城の天守を火災などから守るため、松江市は、天守の周辺にある木を伐採することにしていて、報道機関に向けた現地説明会が開かれました。

松江城の天守の近くには、延焼の原因となり得る木や倒木のおそれがある木が茂っていることから、松江市は、一部を伐採する予定です。
これを受け、現地では報道機関向けの説明会が開かれ、市の担当者は、現場は消防車両が近づけず、消火栓からも距離があるため、防火の面で課題があると危険性を訴えました。
さらに、木の根が伸びて石垣が崩れたり、倒木によって通行人に被害が出たりするおそれもあるとして、今年度中に、天守の東側にある49本の木を伐採する予定だということです。
また、伐採後は、天守がより見えやすくなることから、新しい見学スポットができるということです。
市は、10月1日、一般市民に向けても説明会を開くことにしていて、松江市松江城・史料調査課の飯塚康行課長は、「木が伐採されると、皆さんが親しんできた松江城の景観がどうなるのかと心配する声もあると思うので、説明会を通じて、危険な現状を伝えていきたい」と話していました。