木次線盛り上げようと奥出雲町で鉄道が登場するマンガの展示会

利用者の落ち込みが続くJR木次線の盛り上げにつなげようと、木次線をはじめ、さまざまな鉄道が登場するマンガを集めた展示会が奥出雲町で始まりました。

この展示会は、多くの人に鉄道に関心を持ってもらうことで、利用者が落ち込んでいるJR木次線の盛り上げにつなげようと、大手出版社でマンガの編集者をしていた江上英樹さんがクラウドファンディングで全国から支援を集めて、企画したものです。
奥出雲町の「鉄の彫刻美術館」で始まった展示会では、実際の鉄道の車両や風景、それに駅弁などが登場するマンガおよそ20作品が紹介されています。
このうち、木次線が登場する作品を集めたコーナーでは、菊池直恵さんの「鉄子の旅」での1シーン、急勾配を列車が折り返して運転するスイッチバックの様子など、木次線の見どころや魅力を楽しむことができます。
展示会を企画した江上英樹さんは「新型コロナなどで、実際に行くことが難しい中でも、読んで旅をできるのが鉄道マンガの魅力です。この展示会を成功させて、木次線を全国にも知ってもらいたい」と話していました。
この展示会は11月23日まで開かれています。