小学生が育てて台風の強風被害乗り越えた梨を収穫 安来市

安来市の梨畑では、地元の小学生たちが栽培を手伝い、先週の台風11号の強風被害を乗り越えた二十世紀梨の収穫が行われました。

安来市立荒島小学校では3年生を対象に、市内の梨畑で地元特産の二十世紀梨の栽培を体験してもらう授業をおよそ20年続けています。
子どもたちはこれまで花の人工交配や実の袋かけにも取り組んできていて、締めくくりとなる収穫作業を体験する授業では30人あまりが生産者からコツを教わったあと、手でもぎ取って収穫していきました。
梨畑の所有者によりますと、9月6日に県内に接近した台風11号の影響で、子どもたちが栽培を手伝ってきた木でも1割ほどの実が落ちてしまったということです。
子どもたちは収穫作業を終えると、台風の強風被害を乗り越えた梨をじっくりと味わっていました。
参加した男子児童は「収穫は初めてだったけれど上手にできて楽しかったです。春から育ててきた梨が実ってくれてよかったです」と話していました。
梨畑を所有する板持浩二さんは「台風の被害があっても残ってくれた梨は強運なので食べた子どもたちには元気になってほしい。この経験は子どもたちの心にも刻まれたと思います」と話していました。