中秋の名月前に子どもたちが月見だんご作り 大田市の保育施設
9月10日は中秋の名月です。
大田市の保育施設では子どもたちが家族で楽しむための月見だんご作りに挑戦しました。
大田市大田町にある「家庭的保育施設ステップルーム」では、毎年この時期に通っている子どもたちが月見だんごを作っています。
中秋の名月を10日に控え、9日は1歳から3歳の4人が施設の人に手伝ってもらいながら米粉と豆腐を混ぜてだんごの生地を作ると、小さな手で丸めていきました。
出来上がっただんごはお湯でゆでたあと、職員らがあらかじめ作ったものと一緒にして1人15個ずつぐらいを入れ物に入れていました。
また、子どもたちは自分が丸めただんごにきな粉をかけてお月見より一足早く味わっていました。
この保育施設では毎年子どもたちが作っただんごを近所の高齢者に配るなどして交流してきたということですが、新型コロナの影響が続く中、難しくなっているということです。
「家庭的保育施設ステップルーム」の石賀照子さんは「コロナ禍で活動が制限されていますが、出来る範囲での楽しい思い出は子どもたちが大きくなった時の心の栄養になると思います」と話していました。