再稼働の可否の判断前に島根県知事が島根原発2号機を視察

松江市にある島根原子力発電所2号機の再稼働をどうするのか、その判断が注目される島根県の丸山知事が現地を視察し、中国電力側から安全対策などについて、説明を受けました。

島根原発2号機の再稼働をめぐっては、立地自治体が持つ「事前了解権」に基づいて、松江市の上定市長がすでに同意を表明していますが、島根県の丸山知事はこれまでのところ明確な判断を示していません。
こうした中、丸山知事は現地を視察し、重大な事故が起きた際に放射性物質の放出量を抑制する「フィルターベント」の装置などについて、説明を受けました。
また、重大事故の際に対策本部が置かれる「緊急時対策所」も訪れ、津波に備えて海抜50メートルの高台に設置されていることや人員150人が外部からの支援がなくても1週間ほど対応にあたれる備蓄があることなど、緊急時の対応にも万全を期していることが説明されました。
丸山知事は視察のあと、「最後の視察は3年前なので、再稼働の判断を示す前に直接見ておく必要があった。設備はもちろん、それを運用するのは人なので、今回はその両面が確認できたと思っている」と述べました。