松江市 市民も参加して図書館の戦争体験資料をデータベース化

県内の戦争体験に関する資料を多くの人に見てもらえるようにしようと、松江市にある島根県立図書館で、市民も参加して資料をデータベースにまとめる作業が始まりました。

この取り組みは日本近現代史が専門の島根大学法文学部の板垣貴志准教授が呼びかけて行っているもので、2日は、島根大学の学生5人と市民9人が参加しています。
参加した人たちは図書館に所蔵されている県内の戦争に関する400点近い資料について、それぞれの目次やページ数、それにキーワードなどをパソコンに入力していきました。
この取り組みは図書館内にある戦争資料を探しやすくすることで、戦争体験の継承を進めていこうと、板垣准教授と大学生が3年前から始めたもので、活動の輪を広げようと市民にも参加を呼びかけました。参加した松江市の40代女性は「私の祖父も海軍にいたそうですが、この活動を通して戦争について知りたいです」と話していました。
板垣准教授は「戦争体験の手記を手にとってもらって後世に伝えるとともに地元の方が参加することで、こうした方からもいろいろな情報をもらいたい」と話していました。
この取り組みは、今後、月1回程度行われ、図書館に事前に連絡すれば誰でも参加できるということです。