高校生に進学や就職考えて 大学や企業の合同説明会 前橋

高校生たちに将来の進学や就職について考えてもらおうと、大学や企業などの合同説明会が前橋市で開かれました。

この合同説明会は前橋市などが6年前から開いていて、18日は市内の企業や県内外の大学など80余りのブースが設けられ、およそ2000人の高校生や保護者などが参加しました。
このうち、県内を中心にスーパーを展開する前橋市の企業のブースでは、採用担当者がプレゼントのラッピング体験を通じて、会社が顧客へのサービスを重視していることをアピールしていました。
このほか会場には、自動車メーカーや医療系の短期大学などのブースもあり、高校生たちが、仕事の魅力や学校の特徴などの説明に熱心に耳を傾けていました。
会場を訪れた男子高校生は「将来が決まる大事な時なので、いろいろな大学や企業を見て、これを期に将来の自分について考えてみたいです」と話していました。
また、参加した企業の採用担当の酒井悠希さんは「こういった場で自社の魅力を伝えて採用につなげ、高校生の柔軟な発想を生かして事業を展開していきたい」と話していました。