熱中症対策の徹底を 関東甲信5日も猛烈な暑さ 37度超えも

関東甲信は5日も猛烈な暑さとなり、37度を超えているところもあります。外出をなるべく避けて涼しい室内で過ごすなど対策を徹底して下さい。

気象庁によりますと、5日の関東甲信は高気圧に覆われて各地で気温が上がっています。
午後2時半までの最高気温は、
▽山梨県甲州市勝沼で37.5度、
▽群馬県桐生市で37.1度、
▽長野県飯田市南信濃で36.9度、
▽栃木県佐野市で36.5度、
▽埼玉県鳩山町で36.3度、
▽東京・八王子市で36.2度などと猛烈な暑さとなっています。
▽東京の都心も35.5度と、2日続けて猛暑日を観測しました。
気象庁と環境省は、熱中症の危険性が極めて高まるとして、▽群馬県と▽埼玉県、▽千葉県、▽東京都、▽神奈川県に「熱中症警戒アラート」を発表しています。
▽環境省のホームページなどで「暑さ指数」を確認し、31以上の地域は屋外や空調のない屋内での運動を見合わせるほか、▽外出はなるべく避け、▽室内でも我慢せずにエアコンを使用するようにしてください。
また、▽のどが渇いていなくても時間を決めて定期的に水分や塩分を補給するよう心がけてください。
梅雨の晴れ間の暑さが続きお年寄りを中心に熱中症とみられる症状で搬送される人が増えていて亡くなる人もいます。
家族など周りの人たちはお年寄りや子どもに注意を促すようにしてください。
一方、新潟県では気圧の谷や暖かく湿った空気の影響でこれから6日にかけて大気の状態が不安定になり、局地的に雷を伴って激しい雨が降る見込みです。
これまでの雨で地盤が緩んでいるところがあります。
土砂災害や低い土地の浸水、川の増水に十分注意してください。