小学校教諭が児童の口にテープ 沼田市教委 “極めて不適切”

沼田市にある小学校で、男性教諭が授業中の態度を注意するために低学年の児童の口にテープを貼っていたことが沼田市教育委員会などへの取材でわかりました。
児童にけがはなかったということですが、市の教育委員会は「極めて不適切な行為だ」としています。

沼田市教育委員会などによりますと、沼田小学校で授業中、担任の男性教諭が数秒間、低学年の児童の口にテープを貼ったということです。
教諭は児童の授業中の態度について注意したものの、改善がみられなかったため、行為に及んだと話しているということです。
児童にけがはなかったということです。
学校側は児童とその保護者に謝罪した上で、児童の保護者の理解を得て、現在、教諭は授業にあたっているということです。
沼田市教育委員会はNHKの取材に対し、「詳細については学校と連携して確認中だが、極めて不適切な行為であると考えている。学校からの報告書をもって適切に対応していきたい」と話しています。