インターネットで授業が受けられる通信制の高校 来年度開校へ

3年前、統合して廃校になった桐生女子高校の校舎を改修し、インターネットで授業が受けられる通信制の高校が来年度から開校することになりました。

桐生市に新たに開校されるのは学校法人「角川ドワンゴ学園」が運営する、インターネットで授業が受けられる通信制の高校「R高校」です。
少子化による県立高校の再編に伴い、桐生高校と統合し、3年前の2021年3月に廃校した桐生女子高校の跡地に設置され、校舎を改修して、開校します。
「R高校」ではインターネットを通じて自宅などで好きな時間に学ぶことができるほか、「起業部」や「投資部」などの部活動もあり、自由に幅広い分野を学習することができるということです。
その上で、生徒は3年間の在籍中に少なくとも1回は校舎で対面形式の授業を受ける必要があるということです。
「R高校」は来年4月に開校する予定で、ことし9月から願書の受け付けを開始することにしています。
この学校法人ではこれまでに沖縄県に「N高校」、茨城県に「S高校」という通信制の高校を開校していて、桐生市が3か所目になるということです。
桐生市の荒木恵司市長は「自身の関心が高い分野や得意な領域を極め、世界で活躍する人材として、この桐生から飛び立ってもらいたいと願っている」とコメントしています。