在日仏商工会議所 地方オフィス群馬県庁に開設 国内4か所目

国内にある外国の商工会議所では最大規模の在日フランス商工会議所が、地方オフィスを群馬県庁に開設することを決め、フランス企業とのビジネスを目指す群馬の企業の支援を行うことになりました。

県庁で9日、オフィスを開設することを記念する式典が開かれ、山本知事と在日フランス商工会議所のジェローム・シュシャン会頭が合意書に署名しました。
東京に拠点を置く在日フランス商工会議所は、650あまりの会員企業を抱える国内で最大規模の外国の商工会議所で、地方にオフィスを設けるのは、大阪と福岡、それに愛知に次いで群馬が4か所目となります。
商工会議所では今後、職員が県庁32階にある共有スペースを使って、フランス企業との取り引きを目指す群馬の企業の支援などにあたるということです。
式典の中で、山本知事は、「今回を契機にフランスと群馬県の起業家や投資家が交流を深め、ウィンウィンの関係につなげていきたい」と話していました。
また、シュシャン会頭は、「群馬の企業の情熱を感じ、さらに連携を深められるという自信につながった。群馬の魅力をフランス企業に伝えていきたい」と話していました。