「SNS」悪用の詐欺に注意を 警察が啓発活動 高崎

SNSを悪用した詐欺の被害が相次ぐ中、警察が高崎市で手口を紹介するチラシなどを配って注意を呼びかけました。

25日行われた啓発活動では、警察官8人が高崎市内の金融機関で、利用客らに詐欺の手口を紹介するチラシなどを配って、注意を呼びかけました。
有名人などになりすましたニセの広告を使った投資詐欺や恋愛感情を抱かせた上で金銭をだまし取るいわゆる「ロマンス詐欺」などSNSを悪用した詐欺は、ここ数年、全国で被害が急速に拡大しています。
県内でもことしは3月末までに12件起き、被害総額はおよそ1億4000万円にのぼっていて、警察が対策を強化しています。
高崎警察署の土屋大岳刑事2課長は「SNSを通じて突然やってくる投資の誘いは基本的にすべて詐欺だと思ってもらいたい。著名人を装うなどして巧みに信用させようとしてくるが、会ったことのない人からのもうけ話は信用しないでほしい」と話していました。