踏切は4種類 事故現場の「第4種踏切」 全国に2408か所

国土交通省によりますと、踏切は去年3月末の時点で、全国で3万2000か所余りあり、設備によって4種類に分けられています。
このうち、事故があった群馬県高崎市の踏切は遮断機と警報機が共にない「第4種踏切」で、全国に2408か所あります。
また、警報機が設置されているものの、遮断機がない踏切は「第3種踏切」と呼ばれ、592か所あります。
「第2種踏切」は、配置された人が遮断機を操作するもので、現在は設けられていません。
そして、「第1種踏切」は、遮断機と警報機が共に設置されている踏切です。
「第4種踏切」から「第1種踏切」に切り替えるには多額の費用がかかり、高崎市は1か所当たり1500万円から3000万円程度かかると見込んでいます。